こんにちは
トヨタホームリフォーム 企画部 佐々です。
今日の豊田市のお天気は少し雲はありますが晴れているのでお出かけ日和です
もしくは「夏休みの宿題でお出掛けどころじゃない」
なんて方もいらっしゃいますよね
私は子どもの頃は学校が始まる前日に焦って宿題をやる子でした
宿題の参考になるかはわかりませんが、今日はフローリングのお話をしたいと思います
先日、現場で大工さんがフローリングを張る作業をしていました。
大工さんは寸法を確認してカットしたり、接着剤づけ、固定をしていきます。
手際よく進められていく中で、ふと前にお客様が
「フローリングのつなぎ目位置をどうやって決めているのかなぁ?」
とポロっとおっしゃっていたことを思い出しました。
そのとき、担当営業は「大工さんが全体でバランスが整うように決めてくれてますよ」と答えていたのですが
実際にどうやって決めているのか気になってきました
大工さんにお客様から言われたこと、私も気になってきたことを言うと丁寧に教えてくれました
「フローリングの張り方はいくつか方法があって、
今、張っているのは『レンガ張り』っていう張り方で、
決まった場所につなぎ目がくるようにしてるんだよ」
と言って「ここだよ」と教えてくれました
写真では見えにくかったので印をつけましたが、等間隔に薄く線が引いてあるのがわかりました。
「他には『乱尺張り(らんじゃくばり)』にすることもあるけど、『定尺張り(ていじゃくばり)』の方が多いね」
とのこと。
『レンガ張り』とは決まった位置でつなぎ目を合わせて張る方法
『定尺張り』も同じで決まった位置でつなぎ目を合わて張る方法
(『りゃんこ張り』ともいうそうですが『レンガ張り』も『定尺張り』は規則性に沿った張り方だそうです)
定尺張り施工例(実例集掲載物件です)
『乱尺張り』は決まった位置ではなく、全体のバランスを見てランダムに張る方法
他にはちょっと雰囲気を変えたい場合は
『市松張り』
『ヘリンボーン』
ヘリンボーン施工例(ショールームで見れますよ)
張り分けとしては基本的にご要望で決まりますが、見栄えと工数のバランスから、定尺張りが採用されることが多いようです。
大工さんに教えてもらって、自分でもいろいろ調べてみてると、
フローリングって、ただ床に木材を張るというわけではなくて、
張り方1つでお部屋の雰囲気がガラッと変わってくるので、見ていて楽しかったです
いろんな場所でフローリングを見かけたら
「これは何張りかな?」
なんて、気にかけて見てみてください