みなさんこんにちは。
トヨタホームリフォーム営業企画室の國枝です。
先日、12月3日のブログで
「Eye-Opener相談会」について解説を
いたしましたが、
今回のブログは、Eye-Openerで個別相談をし、
10月にお引き渡しをしたお客様のお宅へ、
After撮影に行ってまいりましたので
その撮影風景をご紹介をさせていただきます。
このお客様のリフォームのスタートは、
昨年の秋、私が講師を務めたリフォームセミナーが
きっかけ。
(ハウジングデザインセンター名古屋で開催されたリフォームセミナー)
セミナー終了後にお声掛けをいただき、
個別相談をさせていただいたお客様なんです。
結構しっかりお時間を取りお話を伺うことができました。
ご相談の中で出てきたのが、
「限られたスペースでどうしたらいいのか」とか
「ものが多くて」なんていう言葉が
ちらほら。
どうやら、すぐさま営業スタッフで商談というより、
もう少し「片付け」についての情報をお伝えしてから
プランニングに入った方がいいような気がして、
翌月に開催する予定の収納セミナー
「あなに合ったモノの手放し方」への
参加をお勧めしました。
このセミナーは、
「いかに家の中の不要なものを手放し生活環境を
改善するか」を、具体的に教えてくれるもの。
トヨタホームリフォームで開催するセミナーの
中でも、最も人気のセミナーの一つです。
講師は愛知県岩倉市の整理収納アドバイザー、
一級認定講師で ” ぱぱっと収納putit ” 代表の
百武 笑永さん。
私も仕事柄、いろんな方の収納セミナーを拝聴しましたが、
この百武さんのお話が一番入ってきました。
なのでそれ以来、トヨタホームリフォームでは
いろんなバリエーションで収納セミナーを開催しています。
(ちなみに次回の開催は2月下旬です。広告作成中。
smile2月号で公開予定)
話を戻しますが、
この収納セミナーが終了した後、あらかじめ
百武先生にお願いし、
このお客様との個別面談をセッティング。
そこへさらに、
今期スタートした「Eye-Opener相談会」主催の
スタイルデザイン室(SD室)リーダー 中本室長を
同席させました。
そう、これが初めて行った
リフォームプランナーと整理収納アドバイザーによる、
夢のコラボ相談会だったんです。
これをきっかけにこの相談会、定期的に開催しています。
この日を皮切りに、担当となったSD室長中本が
丁寧に丁寧に奥様にヒアリング。
その後、間取の中に収納アドバイザー百武さんの
提案も盛り込みながら、
奥様の想いを実現させるためのプランニングが
スタートしたんです。
約半年間、何度も打合せを繰り返しました。
しかもその間に、再び収納のセミナーへ参加、
今度はご主人も一緒にご出席され「整理・収納」に
対する考え方を夫婦で共有しました。
そして春には
「マンションで家族4人が個別の部屋を持つ」という、
そんなプランが完成いたします。
キーワードはやはり「収納」。
ちなみに最近のマンション、構造が柱構造。
部屋の隅にコンクリートの柱型が出っ張っていて、
なんだか邪魔ですよね。
でも、その柱構造のおかげで、マンション室内の
壁という壁はほとんど外すことができます。
いわゆる「スケルトンリフォーム」です。
「スケルトンリフォーム」とは何かというと、
「スケルトン」=骨
そう、建物の骨組みだけ残して、
あとはすべて新しくしてしまうリフォームのこと。
柱構造のマンションの場合は、骨組みを残すどころか
骨組みも全部撤去してしまえるので、
間取りを一から作り変えることも可能なんです。
(水回りの移動には制限がありますが)
Eye-Openerの相談会では、
「住まいに暮らしを合わせる」 のではなく、
「暮らし方に住まいをリニューアルする」が
コンセプト。
なので、現在の住人一人ひとりの行動(動線)を
把握して、特に収納にこだわった新たな間取りを
考えます。
さらに今回は、収納アドバイザーも入っての
プランニング。最初からお客様もテンションが
上がりっぱなしで打ち合わせは進んでゆきました。
いよいよ工事がスタートしたんですが、
よ~くみると、天井にいくつかの穴が開いていて
電線が下がっています。
またキッチンの天井は一段下がった状態で新たに
作られています。
そう、この丸い穴はダウンライトの穴なんです。
当然埋め込み型の照明なので、あとから配線という
訳にはいきません。
更に、キッチンの天井などは、敢えて下げて作り
その内側に間接照明を入れます。
これは建築用語で「建築化照明」といいます。
天井に後から取り付ける照明ではなく、
建築物の一部となる照明のことを言います。
SD室長の中本、照明士の資格も持っており、
彼女のリフォームのプランには必ず照明計画が
入ります。
当然設計段階から照明の形状やレイアウトまで
きっちりプランニングされ、その仕上がり感は
個人の住まいというよりホテルの一室のよう。
9月26日・29日に投稿した「撮影に行ってきました」も
この中本室長のプランニングです。
(9月26日のブログ「撮影に行ってきました」もご覧ください)
中本室長、工事中も要所々々現場に足を運び、
施工業者さんの監督さんや職人さんときっちり
打ち合わせも行います。
絶対に業者さん任せにはせず、必ず自ら細かく
指示・確認を行います。
これが彼女の仕事の仕方、こだわりなんですね。
工事も終盤となったある日、間もなく引っ越しと
いった頃に、現場にやってきたのは、今回の
リフォームプランに大きくかかわっていただいた
整理収納アドバイザーの百武さん。
今回のリフォームでお客様からのリクエストは、
引っ越しの際にこの百武さんに片付けを
お願いすること。
そもそもこの収納アドバイザーとは、セミナーが
生業ではありません。
実際にお客様のお宅に訪問し、片付けのサービスを
提供するのが本業。セミナーはその経験の中から
みなさんに知っていただきたい片付けのポイントを
お伝えしているにすぎません。
この日この百武さんが行ったのは、各部屋の
収納の容量。縦・横・奥行きを細かく採寸し、
収納に必要なボックスやケースなどの目安を付けます。
まずは図面をパシャリ!
部屋の全容を把握します。
この後はひたすら採寸。
併せて、引っ越しで持ち込まれる荷物の内容も
確認し、どこにどれだけのものが収納できるのかを
プランニングします。
百武さんのノートをこっそりパシャリ!
収納場所を決め、収納するものを決める。
その時必要なのが、その部屋を使用するお客様自身の
行動、つまり動線です。
詰め込むだけがアドバイザーの仕事ではなく、
「どこに収納するとキレイが続くのか」をプランし、
実際にその場所へどんどん片付けてゆく、
これが本業。
そしていよいよ実際に片付けの日。
スタッフ2人と一緒に百武さん到着。
事前に採寸したデータに基づき用意したボックス類を
マンション内に難入します。
これが用意したボックス類の一部。
プラン通りにボックスを配置し、
次々と荷物を収納してゆきます。
更に、大型のボックスは別便で搬入。
この日私は最終までいられませんでしたが、
百武さんを含めスタッフ3名で1日しっかりかけて
片付けを完了させました。
もちろん、ボランティアではないので、
サービスの提供を受けるには費用が掛かります。
なので、多くの方は
「そこにお金をかけるくらいなら自分でやるわ」って
おっしゃるんですよね。
でもね、大抵の方は引っ越し後半年しても、
引っ越し会社さんの段ボール箱がそのまま積まれている
なんてこと、あったりしませんか?
そんなことで、百武さん率いる
「ぱぱっと収納putit」のスタッフによる片付けが
完了。スタッフ3人フルで収納、それでも
丸1日を要したようです。
その1か月後。
先月の末に撮影に行ってきました。
毎回撮影をお願いしているのは、清須市にある
コマーシャルフォトスタジオ「KOO」、
カメラマンはCEOの小林さん。
(かっこいい)
撮影にはいつも2時間程度かけています。
カメラで撮った画像はどんどんタブレットに
飛んできます。
それを見ながら、
「すご~~い、こんな風に映るんだ、さすがプロ!!」
なんて言いながら見ています。
最初は緊張していたお客様も、こんなころになると
だんだんほぐれてきて、
「せっかくだから入って取りません?」なんてね。
そのカットがこちら。
どうですか?
約2時間、無事撮影も終了。
お客様にお茶を入れていただきました。
香り豊かな紅茶。
アールグレイ。
でもね、紅茶もおいしかったんですけど、
こちらのカットの方が美味しかったかも!
素敵なご夫婦だと思いませか?
この現場は私も何度か伺うことができました。
なので、工事前⇒工事中⇒完成の流れの撮影ができ、
できるだけ同じ角度で取ったものを、before⇒afterで
並べてみました。
ここからは工事前から工事後への変貌を
画像でお楽しみください。
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リビングからダイニングキッチンを
見たカット。
あえて天井を下げ、間接照明を入れることで
立体感を出しています。
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ダイニングから和室⇒リビングのカット。
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ダイニングおよびキッチン移り変わり。
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リビングから廊下。
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完成写真だけが廊下からリビング方向。
システムキッチン・
今回はTOTO ”THE CRASSO”
天板がクリアタイプの上級モデルです。
どうです? 素敵なキッチンでしょう。
ダイニングエリアです。
お嬢様のお部屋。
一旦キッチンエリアとの壁を撤去し、
再度間仕切り壁を造作。
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和室は壁を少々移動させ、奥様のウォークインクローゼット
及び、寝室に。
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この写真は奥様の寝室のクローゼット部分。
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浴室。
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そして洗面室。
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トイレ
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最後はご主人の寝室。
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一番ゴージャスな部屋。
この日お客様がおっしゃっていたこと。
とにかくリフォームの打ち合わせの日が楽しみで
しょうがなかった。
1ケ月が過ぎた今も片付いた状態がちゃんと
続いていて、そこに無理は全くない。
リフォームをして本当に暮らしが変わった。
ありがたいお言葉をいただきました。
このリフォームの実例が実例ギャラリーに
アップされました。そちらもご覧ください。
この物件の実例ギャラリーはこちらからご覧ください。
(プルダウンからEye-opener相談会を選択してください)
Eye-Opener相談会について解説のブログはこちらです。
以上、営業企画室の國枝、Eye-Opener実例物件の撮影の
ご紹介でした。