こんにちは
トヨタホームリフォームの佐々です。
今日はリフォーム実例集に新しく掲載した物件の紹介をしたいと思います
『Diffused light』というタイトルのマンションのリフォームの実例です
(タイトルの『Diffused light』というのは【拡散光】という意味です)
このマンションは鉄筋コンクリート造という構造です
鉄筋の引っ張る力に強い所とコンクリートの圧縮する力に強い所を掛け合わせた構造ですが、物件によっては柱や梁が部屋の内側に張り出してくることがあります。
今回の実例のM様邸も梁が天井面に凹凸を作り、圧迫感があることがお悩みでした
でも、構造自体を変更することはできない…
圧迫感を軽減させるためには工夫が必要でした
今回M様邸の担当した、スタイルデザイン室の淺野さんはインテリアの提案がとても得意なスタッフ
なので、色と光の効果を利用して視覚的に圧迫感を軽減させる工夫をしました
ポイント
バーチカルブラインドを採用する
バーチカルブラインドとは天井から床までの長さで幅が10㎝程の長方形のファブリック生地が何枚も吊るされている、縦型のブラインドです
上端と下端はバラバラにならないようにまとめてありますが向きを変えることができるので、光の入り具合を調整したり室内が見えないように閉じることも可能です
カーテンと比べると、とってもシンプルだと思いませんか
細く縦に何本も入る光は部屋の奥まで差し込むので、天井を高く見せることができます
ポイント
インテリアスタイルを統一する
こちらのM様邸のインテリアは『アーバンモダンスタイル』という都会的でスタイリッシュなイメージのインテリアで統一しています
インテリアとひとくくりにしてしまいましたが、先ほどのバーチカルブラインドを始め、クロス・床・キッチン・キッチンのカップボード(収納)・建具(ドア・ドア枠)・家具すべてをカラーコーディネートして統一感を出しています
もちろん、LDKだけでなく他の空間も同じですよ
トイレや書斎コーナーもホテルライクで落ち着いた空間になっていると思いませんかー
お手持ちの家具やお気に入りの小物も色系統やテイストを合わせるとすっきりとします
かわいい雑貨やオシャレな家具にあこがれはするけど、いざ自分で買いそろえたものを見てみるとお部屋のテイストがチグハグ…
そんなときはインテリアのスタイルを統一・カラーコディネートすることで、ぐぐぐっとオシャレな部屋に仕上がります
ポイント
間取りをフレキシブルに考える
間取りを変更するのはなかなか自分では思いつかないものです
でも専門家に相談すればいろいろとアイディアを出してくれます
今回のリフォームでは部屋を一室なくすという大胆な間取り変更をしています
和室を取り去ってしまってリビングを広くし、北側の洋室へ通り抜けができる収納+書斎コーナーとして生まれ変わりました
マンションの場合、戸建てに比べて収納が少なくなりがちです
でも、実際は使用頻度が高くない和室のような部屋があり、空間がうまく活用しきれていないものです
それならばいっそ和室自体をなくしてしまって収納にしてしまおうというのも一つの考え方です
水回りの設備が古くなったから新しいものへ変えることも大事ですが、家の中でどんな風に過ごしたいか、その最適化を模索することもリフォームでは大切になってきます
他の実例もみてみたくないですか
今回のリフォーム実例は『リフォーム実例集』ページに掲載していますので、ぜひご覧ください