みなさんこんにちは。
トヨタホームリフォーム 営業企画室の國枝です。
今日は春の陽気で、なんだか ほっ と
する日になりましたが、
ここ数日間は春になったり真冬になったり。
コロナに花粉に気温差。
体にはなかなか厳しい季節ですね。
みなさんお変わりありませんか?
さて今回のお話は・・・・。
先日、お客様のお宅へご訪問する
機会がありました。
トヨタホーム が オーナーの皆様に向けて
発刊している刊行誌「らしく」。
この「らしく」に掲載するリフォーム実例記事の
取材のため、オーナー様宅を訪問するスタッフに
同行してきました。
今回はこの取材の様子をご紹介いたします。
リフォームしたのは当時 築22年のトヨタホーム。
2年前にリフォームをさせていただいたお宅です。
私どもトヨタホームリフォームにご相談を
いただくまでは、現在ののキッチンの
「向きを変えるのか」 それとも
「L字型キッチンにするのか」 など、
限られた空間内で、どのようにして
使いやすいキッチン空間を作り出すかを、
ご夫婦2人でお考えになっていたそうです。
そんな中、ご縁あってトヨタホームリフォームに
ご相談をいただくことに。
担当をさせていただいたスタッフは西井主任。
(画像をクリックするとスタッフ情報が見られます)
西井さん、始めは、ご夫婦お二人で考えていた
キッチン空間の要望などを伺い、
どんなキッチンに入れ替えるかを
考えていたそうです。
が・・・、何度か打合せを繰り返す内に、
徐々にわかってきた奥様の思い。
その思いとは・・・・?
実は、こちらのお宅のキッチン空間、
吊戸棚のために作られた垂れ壁や側壁により、
キッチン内部までなかなか光が届きにくい
レイアウトなんです。
ところが新築時、プラン作成の段階では、
図面上の壁の位置や大きさがイメージが
できなくて、
家として形になったときに、
初めてキッチンスペースが壁に囲われて
いることを知ったそうです。
(確かにイメージしにくいですね。
このころは3Dパースもありませんでしたし)
LDKは開口部が大きく光が当たるので、
それに比べどうしてもキッチン内の暗さが
引き立ってしまう、
また、キッチンに立つと家族とは別空間。
ちょっとさみしい気分になったようです。
そんな思いが、新築当初から潜在的に
心の隅っこに宿っていたとのこと。
奥様の長年の思いを察知した西井さん、
今回のリフォームのポイントは、
「機器」ではなく「暮らし」、つまり
「古い」→「新しい」ではなく、
「暗くて孤独」を「明るく開放的」に
変えることと確信します。
そこで西井さんがとった行動は・・・。
「キッチンの交換」ではなく「住まい方のリノベ」が
必要と感じた西井さん、今回のリフォームプランの
検討には設計のプロが必要と考え、
設計室室長の林一級建築士を巻き込むことに。
こうして始まったリノベ計画ですが、
空間自由度の高いトヨタホーム、林建築士としては
お得意のご提案分野です。
ご夫婦お二人が考えてもいなかったような
アイデアを次々に作りご提案。
また、西井さんもお客様に付き添い
あちらのショールーム、こちらのメーカーなど
お客様が商品をお勉強するため常に同行を
させていただくことに。
スタッフがショールームまでご一緒することで、
ショールームアドバイザーさんからの
施工に対する質問にもその場で回答ができ、
行き違いが無く、出戻り感もなく、
素早くプランを進めることができるのです。
こうして無事、すてきな空間プランを
完成させることができました。
リフォームの詳しい内容は、このホームページの
インタビューページにUpしてありますので、
どうぞそちらをご覧ください。
また、トヨタホームリフォームの
リフォーム実例集カタログ
「LIFE STYLING Vol.2」にも掲載されて
いますので、ご入用の方はお問合せフォームより
お申し込みください。
お問い合わせ内容蘭に「ブログを読んだ」と
ご記載いただきましたら、
「LIFE STYLING Vol.1」もセットで
お送りさせて頂きます。
さてさて、取材に戻ります。
まず初めに、紙面構成に必要なカットを
検討します。
今回のこのお宅は、以前、トヨタすまいるライフの
月刊誌「smile」にも掲載をさせていただいたので
リフォーム前後の様子はすでに撮影済み。
よって、多くの撮影は必要が無いという
想定でした。
しかし、それでも構成上必要な
ワンカットを取るために、テーブルを
移動したり、プライベートの特定されそうな
物などを壁から外したり、それはそれは
なかなか大変なことでした。
またご夫婦には、撮影中にカメラアングルに
入らないよう、廊下でお待ちいただくこともあり、
本当にご協力に感謝する次第です。
(階段で撮影待ちをしていただきました)
仲よく会話するシーンも撮影。
こちらのご夫婦、本当に仲がよろしくて、
リフォーム完成後は、ご主人が朝食を担当するのが
日課になったそうです。
お二人のかわいいマグカップ。
そして最後にインタビューをして、この日の取材は
完了いたしました。
春、弥生、
素敵な空間が玄関にありました。
もうすぐお雛様。
お雛飾りやフクロウたちが柔らかい
空間を演出しています。
真ん中に掛かっているのはタオルだそうです。
時節に合わせ、折々に
掛け替えられているそうで、
なんとも柔らかく、暖かいお住まいと
ご夫婦のお人柄を感じる空間でした。
取材を終え、公園の近くを通ると
梅の花が咲いていました。
春がやってきたなあと思わせる1日でした。
以上、お客様のお宅の取材レポートでした。
そういえば、我が家の玄関にも雛人形が。
こちらは、お儀母さん(妻の母)が手作りで
衣装を着せた「木目込み雛人形」だそうです。
木目込み雛人形は、桐の粉に正麩糊を混ぜて
作った粘土状の物を木型にいれて作るそうです。
型から出した人形には衣装に合わせて
切り込みが入っており、その切り込みに
布を入れ込んで作るそうです。
やや微笑んだような幼児顔の物が多く、
愛着のもてるお人形だそうです。
木目込み雛人形の歴史は、
今から約270年前の江戸中期、
京都の上賀茂神社に仕えていた新館が、
奉納するための柳筥(神事に使う箱)を作る傍ら、
柳の木を使って作ったのが始まりとされています。
我が家の木目込み雛人形も、とても優しい顔立ちの
かわいらしい雛人形です。
みなさん、春が待ち遠しいですね。
以上 営業企画室の國枝でした。