撮影に行ってきました。(後編)

みなさんこんにちは。

トヨタホームリフォーム 営業企画室の國枝です。

いよいよ9月が終了。会社でいうと「決算」の月。

期初に立てた今期の目標に対し進捗率はどうか、

なんてね、そろそろ上期のまとめ、下期への

目標修正など、総括業務をしている方々は

バタバタしているかも。

それより私としては、

あと3ヶ月で今年が終わってしまうことに

びっくり。早いですね。

さて、今回は前回の続き、

リフォームをしていただいたお客様宅の

ご紹介をいたします。

このお客様のプランニングを担当したのは、

今期4月からスタートした「スタイルデザイン室」。

室長の中本が担当しました。

お客様のご要望を伺い、間取りの設計と合わせ

まず彼女が作り始めたのはイメージパース。

展示場やモデルハウスのある新築と違い、

リフォームはお客様にとって完成後のお部屋を

イメージしにくいもの。

想像してみてください。

今立っているキッチンから壁を隔てた隣室までを

一続きにした時の、

あなたが立っている場所から見える向こうの景色を。

ほんの数年前まで、レイアウトを変えるような

リノベーションでも、

提案書には平面図面しかなく、完成後のイメージを

言葉で伝えていたこの業界。

「イメージを言葉で伝える」これ実際には不可能。

だって、言葉で伝えたイメージが、

「伝える側、受け取る側が一致した」なんて

確認のしようがないんですからね。

それでこのリフォーム業界では、完成後に

「イメージと違う」といったトラブルが

起きがちでした。

(以前はお客様が折れるしかなかったことも多かった)

でも、最近では商談段階でカラーパースなどを見て、

完成後のイメージを確認でき、

納得した上で契約ができる。

これにより完成後の満足度も格段に上がります。

では、3Dパースとはどんなものか?

これは鳥瞰で表したリフォーム後の間取り。

この3D画像で全体の空間イメージが確認できます。

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そして、部屋の中のイメージパースがこちら。

昨日のインスタにも画像をUPしたんですが、

部屋の中の完成予想パースと、完成後の写真画像を

何点か見比べてみましょう。

先にイメージパース。その後に極力同じ角度で

撮影したリフォーム後の画像を掲載しています。

【リビングエリアからキッチンエリアを見る】

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【ダイニングエリアからリビングエリアを見る】

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【ホールからキッチンダイングを見る】

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【ダイニングからワーキングエリアを見る】

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【ダイニングからキッチンを見る】

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どうですか?

色合いなどは実物とは必ずしも同一には

なりませんが、

空間のイメージはしっかり伝わるかと思います。

言葉ではなく、目に見える形で提案する。

もはやリフォームの業界でも、こんな提案方法が

当たり前の時代になってきています。

ちなみにダイニングテーブルの向こう側の壁は

ミラーが埋め込まれています。

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これにより、空間の限られたマンションなどでも

奥行き感を倍増させる効果が生み出せます。

こちらはワーキングエリアの撮影風景。

よ~~く見てください。

壁に浮いた形で取り付けられている右下の棚。

・・・の下。

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フロートタイプの棚にすると、

なんとこのスペースこんな使い方ができるんです。

自動のお掃除ロボット。

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今回のリフォームのコンセプトは

「ホテルのような空間」

オーナ様の想いを実現したもの。

一言で「ホテルのような」と言っても、何をすれば

その様な雰囲気を作ることができるのか。

そのヒントの一つが「照明」。

特に、建築家照明と言われる工法。

壁や天井に掘り込みをつくり、その中に照明を

埋め込むことで立体感を生み出すといった手法、

もう一つは、

壁面の内装仕上げに、壁紙だけでなくタイルなどを

使用すること。

間接照明と相まって、このタイルの凹凸が

生み出す光と影。この影がもう一つの

立体感を醸し出しています。

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空間の演出に於いて照明の効果は欠かせません。

ただ、それは部屋が出来上がってしまってからでは

手遅れ、プランニングの中で照明計画も同時進行を

する必要があります。

インテリアの色彩に於いてもオーナー様の

こだわりが表現されています。

カラーはモノトーンをご希望でしたが、

明度の高い「白」と「黒」ではなく、

柔らかさを持ったグレーを基調にしています。

そんな中間色の空間のあちらこちらには、

ちょっと目を引く「赤」が点在します。

赤と言っても単一ではなく、モノによって

朱やボルドーといったカラーが

アクセントとして存在します。

例えば、

リビングのソファー、革製のクッションと

ソファーサイドのスツール。

そして、スポットライトの下の花器。

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スポットの光によりできた影が幻想的な雰囲気。

更に、キッチンに置いてあるスパイスミル。

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そして玄関に行くと、

こんな「紅」にも出迎えられます。

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もう一つ、

インテリアカラーの提案のこだわり。

窓の間口の大きなマンション。

このお部屋では、カーテンではなく

バーチカルブラインドを採用。

(縦型ブラインドのこと)

以前は事務所や店舗用として使用されてきた

バーチカルブラインドも、今や一般住宅で

使用されることもメジャーになってきました。

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夜になるとブラインドの隙間には夜景が顔を覗かせます。

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白をベースに複数のグレーを使用。

このバーチカルブラインド、配色を

オーダーすることができるんです。

今回も、明度の違うグレーをどこに何本使うのか、

その配色で部屋全体とのバランスを取ります。

担当したスタイルデザイン室の中本室長が、

メーカーから生地サンプルを取り寄せ、

丁寧に5㎜幅にカットし、

「あーでもないこーでもない」と、夜な夜な

レイアウトの組み換えをしていました。

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そして間取りについてどーしてもお伝えしたいのが、

収納のお話。

一つはクローゼットのレイアウト。

リビングのワークスペース横にクローゼットの

入り口あります。(扉の向こうがクローゼット)

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もう1箇所

洗面側にもクローゼットがあります。

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扉を開けて中に入ると、

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(洗面側から見たクローゼット 向こうにリビングが見えます)

2つの入り口は中でつながっていて、

廊下に出ることなく、ウォークスルーで

サニタリーに行くことができるように

なっています。

これは、家事動線に非常に有効。

この有効性、きっと毎日家事に追われている

主婦の方にはわかっていただけると思います。

もう一つは玄関のシューズクローク。

玄関左手の扉を開けると。

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数段の棚が見えます。

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この棚はL字になっていて、クロークの壁

2面すべてが棚。

これだけあればかなりの靴を並べることができ、

玄関を常にすっきり保つことができます。

また、靴を履いたまま収納できるので、

ゴルフバックなどの出し入れも楽ちん。

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最後に、今回のリノベーションの提案を

させていただいたチームについて。

トヨタホームリフォームには、トータルリノベを

担当するスタイルデザインチームがあります。

スタイルデザインチームでは、間取りのご提案には

必ず、収納・家事動線の提案をいたします。

また、インテリアについても、壁紙などの

カラー提案はもちろんですが、カーテンなどの

窓回りの提案、そして、インテリアに調和する

家具の提案なども併せて行います。

ちなみに写真に写っているダイニングテーブルは、

今回採用したシステムキッチンと同じ「クチーナ」製。

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また、ダイニングチェアは

「Kartell(カルテル)」の「AI」

(トーヨーキッチンで購入できます)

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ご興味のある方は、一度営業企画室の國枝まで

お問合せください。

ご紹介はここまでですが最後に、

先ほど解説したこの物件の「使い勝手の良い収納」、

このレイアウト、今回はスタッフの提案ではなく

元々レイアウトされていたもの。

ですが、こういった気の利いた間取りの物件に

出会えたのも、

オーナー様が「縁」に出会う機会を作ったから。

今流行りの

「中古物件をカスタマイズして暮らす」為には、

「積極的な行動と外向的な発想」が必要。

皆さんも夢の実現に向けて、是非「行動」してみて

ください。

前回もお知らせをいたしましたが、

トヨタホームリフォームでは、10月を

リフォーム相談月間とし、10月10日の日曜日を

皮切りに、毎週末にメニューを変えて

リフォームセミナーを開催します。

講師はすべてわたくし國枝が務めさせて

頂きます。

ご興味のある方はどうぞご参加ください。

(こちらをクリックで詳細がご覧いただけます)

(セミナーのお申し込みはこちらから)

(今回のリフォーム実例をご覧になる方はこちら)

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これ、なんだかわかります?

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撮影途中でお茶を入れていただいたんですが、

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コースターだったんです。

なんて素敵なコースター。

オーナ様のセンスと今回のリフォームのオーダー。

きっとただモノではないはず。

ということで、今回のブログはここまで。

久しぶりにリフォームの会社らしいブログに

なりました。

それではまた次回をお楽しみに。

次回こそ尾張エリアのキッチンカー特集。

営業企画室の國枝でした。