リフォームのきっかけとなったのは「今の暮らしをもっと安心・快適にするにはどうすればいいのか」という思い。
抽象的だったご要望をお打合せを重ねていくことで具体的なリフォームのご提案をさせていただきました。
まず現状のお住まいを調査したところ、築45年の木造住宅ということで目に見えない部分の改修が必要な状態でした。
1つめは耐震補強。普段の生活では気に掛けることは少ないですが、優先順位を下げてしまうと大きな地震の際には大事なご家族や財産を守ってくれる重要な工事となります。
2つめは断熱改修。外気温と室内温度の差が大きくなると身体にストレスがかかり、日常生活や部屋の行き来が億劫になります。内窓、床暖房を設置することで室内で快適にお過ごしいただけるようになりました。
最後に空間の見直し。南側の年中明るくて過ごしやすい空間に和室ありましたが使用頻度が低くかったため、その場所にLDKを配置することで快適にお過ごしいただけるようにしました。また、北側にあったキッチンを移動し、さらにカウンタータイプに変更することでリビングの賑わいも感じられるキッチンに生まれ変わりました。
一方、慣れ親しんだ和の空間とお仏壇を置くスペースの確保のため、タタミコーナーも設置しました。
お孫様やひ孫様が遊びに来た時、広くて走り回ることもでき、大人は快適に過ごすことができる、どの年代にもストレスのない安心・快適な住まいに生まれかわりました。