和室

生活の洋風化にともなって、和室のない住まいも増えています。
しかし一方で、和室の持つ温かさが見直されています。
多目的に使える和室は、その用途に応じたリフォームプランが必要です。

和室のリフォーム

内装材

内装材

畳は吸湿性に優れていますが、近年カビやダニの問題で健康に配慮して畳床にひのきや炭を使った畳など色々な畳が登場しています。
デザイン性では縁のない琉球畳やカラー畳も人気です。
壁材は日本の伝統的な仕上げの一つである聚楽(じゅらく)だけでなく、調湿効果のある珪藻土を使った塗り壁調・湿タイル・和紙のクロスなどもおすすめです。

収納

収納

収納物に合わせて効率よい収納を計画します。客間として使う場合はあまり家具などは置かず装飾部分も考えます。
寝室として使う場合はクローゼットや埋め込み型の収納ユニットにするのもいいでしょう。
また床下収納などもおすすめです。スッキリとさせることが和室の収納では大切です。

照明

照明

和室の照明は客間、寝室など用途に合わせて選ぶことが大切です。
茶の間として使う場合は明るめの蛍光灯、客間として使う場合は落ち着いた白熱灯がおすすめです。また、最近は天井にぴたりと設置できるシーリングが主流ですが、竿縁天井などの本格的な和室にはペンダントライトが適しています。
天井をスッキリさせたい場合は埋め込み器具もおすすめです。空間の演出には和風のフロアスタンドが最適です。

窓

基本的な和室の場合、引き違いの窓に内障子が入っていて薄暗い印象になりがちです。
空間を明るくしたい場合は窓を大きくしたり増やすことで改善できます。窓自体に変更を加えない場合でも、内障子を和紙のブラインドやロールスクリーンにするだけで明るくスタイリッシュな雰囲気になります。

その他

その他

和室を茶の間として使う場合は、床暖房や堀座卓を設けたり床をリビングとフラットにつなげ一体化させることがおすすめです。
また逆に和室の床高を30cm程上げることで床下に収納を作ることも可能なので、畳コーナーと収納を両立させることもできます。

和室のメンテナンス

経過年数によって発生する症状と、費用の目安をご紹介します。(消費税込みの料金です)

経過年数 1年~10年

畳のやけ

畳のやけ

畳は4~5年すると畳やけなどができます。
この場合には裏返しも可能ですが、工賃の比率が高いため、表替えをおすすめします。
畳の表替え(6帖)費用 : 73,000円~

障子・襖の破れ、汚れ

障子・襖の破れ、汚れ

障子を張り替える場合、破れにくい商材がございますし、襖も場合によっては張替えのできない場合がございますので、一度ご相談ください。
障子張替え(大2枚)費用 : 寸法・デザイン・材料により異なります
襖張替え費用 : 寸法・デザイン・材料により異なります

クロスのはがれ、汚れ

クロスのはがれ、汚れ

クロスのはがれの原因は湿気が大半ですが、住環境の違いにより、症状が異なりますので一度ご相談ください。
クロスの張替え(6帖)費用 : 99,000円~

経過年数 10年~20年

畳のたわみ、へこみ

畳のたわみ、へこみ

畳に弾力性がなくなり、表面にでこぼこが目立ってきたら畳床まで変える必要があります。
畳の種類により値段が異なりますので、一度ご相談ください。
畳床取替え(6帖)(撤去費含む)費用 : 93,500円~

建具の作動不良

建具の作動不良

原因は様々ですが、軽修理(部品交換)などで直る場合もございますので一度ご相談ください。
建具交換費用 : 作業内容により異なります

  • 費用は税込料金です。
  • 各工事のお見積もり金額はあくまで目安となります。条件によって金額が変動いたしますのでご了承ください。
  • お家の正確な見積もりを無料で作成いたします。現地調査・お見積もり等のご依頼は下のボタンを押してください。
リフォームメニュー